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2008年12月12日

発達障害・大人の場合

発達障害という分類は、世の中で知られるようになってからまだ日が浅いものです。

成人してからはじめて気づく、テレビや新聞などで発達障害を知り
自分とあまりに近いものがあるとわかる、などといった
話題が聞かれるようになりました。

大人になってから発達障害と診断された女性の
ドキュメンタリが放送されていたので
取り上げたいと思います。


NHK「きらっと生きる」という番組で
2008年5月に放送されたものです。
http://www.nhk.or.jp/kira/04program/04_357.html

主人公は、20代前半の女性です。
子どものころから、よく言えばマイペース
子供同士の輪に入れず、いつも浮いている状態だったそうです。

お母さんは、どのお母さんもそうでしょうが
子どもが周囲とうまく溶け込めないのを焦り
「お願いだから、普通になって」と懇願していたそうです。

とてもよくわかります。
”普通”という言葉は、母親としてポイントです。
普通でいてくれれば、なんとか社会でやっていける、安心感を得られる
そんな思いです。

でも、この女性には、この”普通”という言葉が
大変重くのしかかったそうです。

「普通になって」という意味が分からない・・・


周囲に溶け込もうとすればするほど
周りから「わざとらしい」「きもちわるい」と
いじめられたそうです。

自分が親や友達に理解されないつらさを抱え
20余年を過ごしたそうです。


あるとき、おかあさんが見つけた
「アスペルガー症候群」という記事に
初めて、娘がこれにあてはまり
見えない障害を抱えていることに気づいて
やっと今まで理解できなかったことがわかったのだそうです。
タグ:発達障害
posted by 育児は育自 at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月14日

発達障害とは言えないまでも

前回、発達障害と診断されなかったけれども
周囲に馴染めず、理解されず
苦労なさった内藤さん親子の記事について書きました。

今回また別の記事から、興味深いものを見つけました。

日経BPnet SAFTY JAPAN 
「コラム 父親のための親力養成塾」親野智可等 より
第37回 子どもの「促成栽培」はやめよう
という記事です。

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/da/37/

このコラムの2ページ目に
偉人といわれる人たちが、子どものころいかに”情けなかったか”
書かれています。

引用は、トマス・ウェストの『天才たちは学校がきらいだった』(講談社)
という本からだそうです。


子どもを早くから優秀に育てようと加熱する幼児教育に
疑問を投げかけているのですが
ここに出てくる偉人たちの、子ども時代のすごいこと!

『エジソンは算数ができず、小学校に入って、「1+1=1」と答えたことで有名だ。「1+1=2」が理解できず、学校でばか呼ばわりされ、怒った母親が登校させずに家で教えた。』

『 アインシュタインもなかなか言葉がしゃべれず、心配した親が医者に診せたほどだった。小学校時代は他の子と遊ぶのが苦手で、運動など身体を動かすこともせず、暗記がほとんどできなかった。読み書きが困難な失読症で、うまくしゃべることもできなかったという。』


前回の、内藤さんの息子さんも
実は、小学5年あたりから算数の能力が優れていることがわかり
それから本人も自信をつけ…

それだけなら「そうか、よかったなあ」だけなのですが
そこからがすごい!

なんと、算数オリンピックのファイナリストになったそうです!

小さいころは、内藤さんが悩みに悩み
発達障害の子どもを殺した母と同じように
心身ともに追い詰められていたのだそうです。

ところが、大変優れた能力がある子とわかると
周囲の反応は180度変わり
「どうやってこんなに優秀に育てたのですか?」などと
聞かれる始末。

世の中って、こんなものなのでしょうか?
タグ:発達障害

2008年11月07日

発達障害と診断されない場合

保育園・幼稚園・学校などで
「一度調べてもらったらいかがですか?」とか
「教育相談なさったらどうでしょう?」ともちかけられる経験が
おありのかたもいらっしゃると思います。

「何かか違う」「どうも周りとうまくやれない」と
周囲から思われている場合です。

特に、担任の先生や子どもの友達の保護者からの
そういった言葉は、とても心に重く受け止めてしまうと思います。

私自身、息子について
「多動っぽい」
「宿題や授業の取り組みが、他の子どもと比べてできなさ過ぎる」
などということを言われました。

今でも、息子の友達から
「○○くんって、どうしてあんなにマイペースなの?」
と聞かれます。

何か、人と違うところがあるのです。

けれども、教育相談所では「発達障害とは言えないでしょう」
という答えでした。

ここで、最近の雑誌で見かけた記事をご紹介したいと思います。
婦人公論2008年11月7日号で
内藤みかさんという作家の書かれた
『わかってほしい、育児に自身を失った母の孤独を』という記事です。

先日福岡で起きた痛ましい事件・発達障害の子どもを母が殺してしまった事件に関して寄せられたものです。


内藤さんの息子さんは、小さいころから大変マイペースなお子さんだったようです。
小学校に入り、授業中座っていられず
教室から出て行ってしまったりすることから
再三注意を受け、そして「これでは授業が成り立たない」と
医者にかかることを要求されたそうです。

しかし、何度診断を受けても
「治療することは何もない」と言われたのだそうです。

周囲から息子さんの様子や行動から迷惑をかけられたと責められ
家族にも理解されず
医療機関でも救いの手を得られなかった様子が
切々と綴られています。

この記事を読んで、本当につらかった。
うちの息子は、ここまでではありませんでしたが
共通点がたくさんありました。

診断を受けられなかった場合、つまり
障害と診断されないボーダーライン上にいる人たちは
いったいどうしたらよいのでしょうか?

診断されなかったからと言って
お母様に、育てた責任があるというのでしょうか?

そんなことはないはずです。
追い詰められて、それでもがんばってきた内藤さん
彼女に心から共感します。
タグ:発達障害
posted by 育児は育自 at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害と支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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